2018.02.18
歯周病は歯を失う一番の原因です
日本の成人の80%以上が歯周病に罹患しているとされています
歯周病は現在、歯を失う一番の原因と言われており、日本の成人の80%以上が罹患しているとされています。歯周病が進行すると歯茎の腫れや出血などの症状が現れるほか、歯を支える骨(歯槽骨)が破壊されて歯の脱落に繋がる恐れがあります。さらに歯周病菌や歯茎の炎症によって産生された様々な物質が、血流に乗って全身に運ばれることで、糖尿病や心筋梗塞などの深刻な病気に影響を及ぼす場合がありますので、歯周病を予防することはお口の健康だけでなく、全身の健康を守ることにも繋がります。
こんな方は一度当クリニックにご相談ください
- 歯茎が腫れている
- 歯茎から血が出る
- 歯と歯の間に食べかすが詰まりやすくなった
- 冷たいものや甘いものがしみる
- 歯がグラグラと動く
- 歯茎から膿が出る
- 歯が長くなった気がする(歯茎が下がった
- 歯を磨いても口臭がする
など
2018.01.21
歯周病の進行
歯肉炎(G)
初期の歯周病で、歯茎が腫れたり、ブラッシング時に出血したりします。この段階であれば、適切なブラッシングや歯石除去などの治療により、症状を改善させることが可能です。
軽度歯周炎(P1)
歯槽骨が破壊され始め、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)が深くなった状態です。歯周ポケットから血や膿が出たりします。この段階でもまだ、適切なブラッシングや歯石除去などの治療により、症状を改善させることが可能です。
中度歯周炎(P2)
歯槽骨の破壊が進み、歯の根っこ(歯根)が半分程度まで溶かされ、歯周ポケットの深さが増した状態です。歯の動揺(ぐらつき)、歯茎から膿が出るなどの症状が現れます。歯石除去などの基本的な治療を行い、それでも改善が見込めない場合には、歯周外科治療(フラップオペ)を検討する必要があります。
重度歯周病(P3)
歯槽骨の破壊がさらに進み、歯根が半分以上溶かされ、歯の動揺や痛みなどの症状が深刻化します。この段階に至ると、基本的な治療だけでは改善させることが難しく、歯周外科治療以外にも、「エムドゲイン」や「GTR」などの歯周再生療法も検討する必要があります。