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2018.08.09

矯正治療中の歯磨きは、今まで以上に念入りに!

矯正治療|大阪市東成区のかんの歯科クリニック

こんにちは!

大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

このブログでは、「矯正治療に関するお役立ち情報」をご提供したり、皆様の「矯正治療に対する不安・疑問」にお答えできる内容を発信したりしていければと思っています。

今回は、「矯正治療中、特に気をつけていただきたいこと」についてお話しさせていただきます。

 

矯正治療中は虫歯・歯周病リスクが高まります

皆様は、「矯正治療中に気をつけなければいけないこと」と聞いて、どんなことを想像されますか?

「矯正治療中、きちんと歯科クリニックに通院しなければいけない」

「マウスピース矯正の場合、決められた時間、矯正装置を装着し続けなければいけない」

もちろんこれらも大切で、是非、お守りいただきたいことではあります。

しかし、何よりもご注意いただきたいのは「ブラッシング」です。

 

矯正治療中は、矯正装置を歯に装着させているため、ブラッシングが行いにくくなります。そして、矯正装置と歯の間に食べかすなどの汚れが溜まるなどして、虫歯・歯周病リスクが高まります。これらの病気を予防するために、今まで以上に念入りにブラッシングしていただく必要があります。

歯並びを健康かつ美しくするために、矯正治療を受けられているのに、それが原因で虫歯・歯周病になっては本末転倒です。矯正治療中も、お口の健康が維持できるように、しっかりと歯を磨くようにしましょう。

 

矯正治療中、虫歯になると治療期間が長引くことも

矯正治療中、虫歯・歯周病になると、治療のために矯正を中断しなければいけない場合があります。その結果、治療期間が通常よりも長引いてしまうことも。矯正治療は長期にわたる治療です。なのに、通常よりも治療期間が長引いてしまったら、患者様の負担もそれだけ大きくなることに。できるだけ少ない負担で矯正治療を終えるためにも、毎日のブラッシングは丁寧に行うようにしましょう。

 

万が一、虫歯・歯周病になってしまった時は…

万が一、矯正治療中に虫歯・歯周病になってしまった時には、当クリニックで適切な治療を受けていただくことができます。矯正治療だけでなく、一般歯科治療にも対応していますので、しっかりとお口の健康をサポートさせていただきます。

しかし、一番大切なのは「虫歯・歯周病にならないようにする」ことです。

しっかりと歯を磨いて、矯正治療中のお口を健康に保ち、スムーズに治療を終えるようにしましょう!

2018.08.03

どうして矯正治療中は痛むの?

矯正治療|大阪市東成区のかんの歯科クリニック

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大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

このブログでは、「矯正治療に関するお役立ち情報」をご提供したり、皆様の「矯正治療に対する不安・疑問」にお答えできる内容を発信したりしていければと思っています。

今回は、矯正治療の「痛み」についてお話しさせていただきます。

 

矯正治療中の痛みの原因ははっきりわかっていません

矯正治療をご検討中の方が、一番不安に思うこと。それは、「矯正治療中の痛み」ではないでしょうか?矯正治療中の痛みが不安で、なかなか治療に踏み切れないという方も大勢いらっしゃることでしょう。

矯正治療中の痛みは、どうして起こるのでしょうか?

実は、はっきりとはわかっていません。

歯が移動する時の炎症反応や、歯が動くことで起こる血行障害などが原因で、起こるのではないかと考えられています。

なお、矯正治療にともなう痛みが起こりやすいのは、矯正装置を装着したり、調整したりした後の数日間とされています。この期間は特に強い痛みが起こりやすく、その後、徐々に軽減されていくのが一般的です。なので、矯正治療中、ずっと強い痛みがあるわけではありませんの、ご安心ください。

痛みの感じ方には個人差がありますので、一概にはいえませんが、患者様によっては、「すぐに気にならなくなった」という方もおられます。

 

できるだけ痛みを抑えて矯正治療を受けたい方へ

どのような原因で起こるにせよ、矯正治療中の痛みが、治療を受ける障害となっているのは間違いありません。できれば、痛みなく矯正治療を受けたいもの。では、できるだけ痛みを抑えて、矯正治療を受ける方法はないのでしょうか?

当クリニックがご提供している、「インビザライン(マウスピース型矯正装置)」なら、矯正治療中の痛みを抑えて、歯並びをきれいに整えることが可能です。インビザラインでは、薄くて柔らかい、透明なマウスピースを定期的に取り替えることで、歯をゆっくり動かしていきます。そのため、ブラケットやワイヤーなどを使って歯を動かす、従来の矯正装置よりも痛みなどの違和感が少ないとされています。

 

インビザラインには色々なメリットがあります!

インビザラインの特徴は、痛みなどの違和感が少ないだけではありません。

透明なマウスピースを使用するので、装置が目立ちませんし、患者様ご自身で取り外せるので、食事・歯磨きも今まで通り快適に行えます。

 

当クリニックでは、このインビザラインを取り扱っておりますので、ご興味がある方は是非、お気軽にお問い合わせください!

2018.07.31

どうして矯正治療には時間がかかるの?

矯正治療|大阪市東成区のかんの歯科クリニック

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大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

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今回は、矯正治療の「治療期間」についてお話しさせていただきます。

 

大人の場合、治療期間の目安は1年から2年半程度

患者様の歯並びの状態によっても異なりますが、大人の場合、矯正治療の治療期間の目安は、1年から2年半程度とされています。あくまで目安ですので、これよりも治療期間が短い場合もあれば、もっと長くなるケースもあります。矯正治療をご検討中の方はよく、「治療期間が知りたい」とおっしゃいますが、お一人おひとりで異なるため、一概にお答えするのは難しいのです。

では、どうして矯正治療には年単位の治療期間が必要となるのでしょうか?

それは、矯正治療では、歯へ継続的に弱い力を加えることで、ゆっくりと歯を動かしていくからです。歯の1ヶ月の移動速度は、0.3~1.0mm程度とされていて、これ以上、速く歯を動かそうとすると、歯や顎の骨などにダメージを与えることになります。それを避けるために、弱い力で少しずつ歯を動かしていくため、どうしても時間が必要になるのです。

 

虫歯や歯周病があれば先にそれらを治療します

また、矯正治療開始前にお口の中を確認して、虫歯や歯周病などの病気が見つかれば、先にそれらを治療します。また、病気がなかった場合でも、矯正治療を開始するにあたって、先にお口の中の環境を整える治療や、ブラッシング指導などを行うのが一般的です。

このように、矯正治療を開始するための準備にも時間がかかるため、どうしても全体の治療期間が長くなってしまうわけなのです。

 

矯正装置を取り外した後は、「保定期間」に移ります

ブラケットやワイヤーなどの矯正装置を使って歯を動かし、治療計画通りに歯が動いたのを確認したら、装置を取り外します。しかし、これで矯正治は終了かといえば、そうではないのです。次に、動かした歯を安定させるために「保定」を行います。

「リテーナー」と呼ばれる保定装置を使って、歯が後戻りしないようにします。保定期間を経て、歯が安定したら、ようやく矯正治療は終了となります。

こうした理由から、矯正治療にはどうしても時間がかかってしまいます。

しかし、こんな風にも考えてみてはいかがでしょうか?

『長い一生のうち、たった1年から2年半で、きれいな歯並びが手に入る』矯正治療は、確かに時間のかかる治療です。

しかし、「それだけの時間をかけても、受ける価値がある治療」であると考えています。

歯並びでお悩みの方は、是非一度、当クリニックへご相談ください!

 

2018.07.21

医療費控除って何?

矯正治療|大阪市東成区のかんの歯科クリニック

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大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

「矯正治療に関するお役立ち情報」をご提供したり、皆様の「矯正治療に対する不安・疑問」にお答えできる内容を発信したりしていければと思っています。

今回は、矯正治療の「医療費控除」についてお話しさせていただきます。

 

医療費控除を受ければ、矯正治療の費用が抑えられます

矯正治療は、特別なケースを除き、健康保険を使って治療を受けることができません。そのため、多くの方が自費診療で矯正治療を受けられています。矯正治療は、治療期間の長さもさることながら、ある程度の費用がかかる治療です。この費用面がネックとなって、矯正治療を諦めてしまっている方も少なくないでしょう。

しかし、矯正治療は「医療費控除」の対象となります。この制度を利用することで、税金の還付を受けることができるようになり、結果、矯正治療の費用が抑えられます。

医療費控除とは、患者様ご本人、または生計をともにするご家族のために、1年間(1月1日から12月31日まで)に医療費を10万円以上お支払いになった時、一定の所得控除が受けられるというものです。医療費控除の金額は、次の計算方法で算出されます。

■医療費控除の計算方法

医療費控除額(最大200万円)=【1年間に支払った医療費】-【保険などの受取金】-【10万円※】

※所得が200万円未満の場合には、その5%(いずれか低い方が適用されます)

 

どうすれば医療費控除が受けられるの?

医療費控除は、確定申告することで受けられます。

確定申告の際に必要となる書類は、次の通りです。

・歯科医師の診断書

・医療費控除の明細書(※平成29年分から提出・提示が不要)

・交通費などの領主証

・デンタルローンの契約書・明細書

医療費控除の対象となるのは、医療費、医薬品購入費、通院・入院のための交通費などです。クレジットカード・デンタルローンで医療費を支払った場合も、対象となります。ただし、金利や手数料は対象外です。

 

医療費控除を上手く活用するようにしましょう!

医療費控除を上手く活用すれば、費用を抑えて矯正治療が受けられるようになります。費用面がネックで矯正治療をためらわれていた方も、再検討されてみてはいかがでしょうか?

費用のことをもっと詳しく知りたいという方は、お気軽に当クリニックまでご連絡ください!

 

2018.07.07

どうして歯を抜くの?~矯正治療で抜歯が必要な理由~

矯正治療|大阪市東成区のかんの歯科クリニック

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大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

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今回は、どうして矯正治療で「抜歯が必要になるケースがあるのか?」についてお話しさせていただきます。

誰だって健康な歯は抜きたくないもの

「健康な歯を抜きたくない」

これは、すべての患者様の共通の願いだと思います。

私たち、歯科医師にとってもそうです。「健康な歯を抜きたい」と考えている歯科医師など、この世にはいないことでしょう。

また、「抜歯するのは痛そう」「抜歯後、腫れそう」と、抜歯そのものに対して恐怖心をお持ちの方もおられることでしょう。親知らずの抜歯のケースからもわかる通り、痛みや腫れを完全になくして、歯を抜くことは難しいといえます。

では、どうして矯正治療の時、歯並びの状態によっては抜歯が必要になるケースがあるのでしょうか?

歯をきれいに並べるスペースを確保するのに、抜歯が必要となる場合があります

矯正治療で抜歯が必要となるケースのうち、特に多いのが「歯の大きさに比べて、顎が小さい」というケースです。こうした場合には、歯がきれいに並ぶためのスペースを確保するために、抜歯が必要となることがあります。抜歯するのは、主に小臼歯(前歯から数えて4・5番目の歯)です。場合によっては、虫歯が進行している歯や、歯の神経(歯髄)がない歯を優先的に抜くこともあります。

そのほか、軽度の叢生(歯がデコボコに並んだ状態)など、抜歯する必要がないが、少しだけスペースが欲しい場合には、歯の両側の表面(エナメル質)を少しだけ削ることもあります。この時、削る量は0.3~0.5mm程度ですので、歯に影響はありません。歯の両側を削ったことで、「虫歯になりやすくなる」ということもありませんので、ご安心ください。

歯並びを確認して抜歯・非抜歯かを適切に診断します

ただし、あくまで「抜歯が必要になるケースもある」ということなので、「矯正治療=抜歯」というわけではありません。非抜歯で矯正治療が受けられるケースもあります。

患者様の歯並びの状態を確認したうえで、抜歯か非抜歯か適切に診断させていただくほか、それぞれのメリット・デメリットについて詳しくご説明させていただきますので、歯並びの乱れが気になる方は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。

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