こんにちは!
大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。
このブログでは、主に入れ歯に関する情報をお伝えしたり、皆様からよく寄せられる入れ歯へのご質問にお答えしたりしていきます。
皆様の快適な入れ歯ライフの一助になれば、幸いです。今回は、「入れ歯が原因でお顔が変わる」ことについてお話しします。
目次
合わない入れ歯を使い続けていると、お顔が変わることも…
合わない入れ歯を使い続けることのデメリットは、「噛めない」「外れる」「ぐらつく」「喋りにくい」など、お口の中だけに限ったことではありません。お顔の変わってしまうこともあるのです。
合わない入れ歯がどのように影響することで、お顔が変わってしまうのか?主な悪影響をいくつかご紹介します。
顎の骨が痩せてしまう
入れ歯が合っておらず、噛み合わせが悪いと、ものを噛んだ時の刺激がきちんと顎の骨に伝わらないため、顎の骨が痩せてしまう場合があります。顎の骨が退縮してしまうと、お口まわりでシワが増えたり、くぼんでしまったりするなど、色々な悪影響がおよんで、以前よりもお顔の雰囲気が変わってしまうことがあります。
「インプラント義歯」という自費の入れ歯であれば、ものを噛んだ時の刺激がきちんと顎の骨に伝わるので、顎の骨や痩せてしまうのを防ぐことが可能となります。
保険の入れ歯の厚みのせいで、口元が盛り上がっている
保険の入れ歯は、基本的にレジン(歯科用プラスチック)を使って作製するため、耐久性を確保するためにある程度の厚みが必要となります。そのせいで口元が盛り上がってしまい、お顔が変わってしまう場合があります。
「金属床義歯」という自費の入れ歯であれば、金属を使用しているため耐久性が確保できるので、薄く仕上げることができ、こうしたトラブルを防ぐことが可能となります。
お口の筋肉のバランスが変わってしまう
合わない入れ歯を使い続けていると、今まで使っていなかった筋肉が使われるようになり、お口の筋肉のバランスが変わってしまうこともあります。これにより、お顔が歪んでしまうケースもあります。
入れ歯の人工歯の色が合っていない
保険の入れ歯の場合、人工歯に使用できる材料には制限があります。そのため他の歯やお顔にマッチした人工歯の色が再現できずに、お顔の雰囲気を損なってしまう場合があります。こうした入れ歯の場合、笑顔を浮かべた時などに、以前とはお顔が違って見えたりするケースがあります。
入れ歯が合っていない時はすぐに当クリニックまで
合わない入れ歯を使い続けていると、このようにお顔立ちに様々な悪影響をおよぼすことも。
そうした事態を回避するためにも、「入れ歯が合っていない」とお感じでしたら、すぐに当クリニックまでご相談ください。