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2018.08.17

入れ歯から発生する口臭が気になる方へ

入れ歯治療

こんにちは!

大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。

このブログでは、主に入れ歯に関する情報をお伝えしたり、皆様からよく寄せられる入れ歯へのご質問にお答えしたりしていきます。

皆様の快適な入れ歯ライフの一助になれば、幸いです。今回は、「入れ歯から発生する口臭の予防方法」についてご説明します。

 

保険の入れ歯は天然歯よりも汚れが付きやすい!?

保険の入れ歯は、一般的にレジン(歯科用プラスチック)を使って作製されているため、食べかすなどの汚れが付着しやすい状態にあります。天然歯と比べても、汚れが付きやすいとされています。また、保険の入れ歯は破損しやすいので、傷がつくとそこに汚れが溜まることがあります。

こうして入れ歯に付着した汚れが、口臭発生の大きな原因となります。このような、入れ歯から発生する口臭を予防するためにはどうすればいいのか?口臭予防のポイントをいくつかご紹介します。

 

入れ歯専用の洗浄剤・歯ブラシを使ってきれいにする

入れ歯から発生する口臭を予防するためには、何よりも入れ歯を清潔な状態に保つことが大切です。入れ歯に付着した汚れをきれいに落とすために、入れ歯専用の洗浄剤や、入れ歯専用の歯ブラシを使ってケアするようにしましょう。

この時、ご注意いただきたいのが、入れ歯を歯ブラシで磨いている時に、硬いシンクに落として破損させないことです。なので、シンクや洗面器などに水を張って、その上でケアするようにしてください。

 

寝る時には入れ歯を外しましょう

入れ歯を装着したまま眠ると、通常よりもお口の中で細菌が繁殖しやすくなって、口臭発生の原因となる場合があります。特別な事情がない限り、就寝前には入れ歯を外すようにしてください。もちろん、この時にはそのまま置いたりしてはいけません。必ず水に浸しておくようにしましょう。

 

残存歯もしっかりと磨きましょう

クラスプ(金属のバネ)で固定する部分入れ歯の場合、クラスプが掛かった歯に汚れが付着しやすくなるので、念入りに歯磨きするようにしましょう。また、クラスプが掛かっていない歯も、丁寧に磨かないと虫歯・歯周病を招く恐れがあり、それが口臭に繋がることもありますので、きちんと歯磨きするようにしてください。

 

どうしても口臭が発生する場合は当クリニックへご相談ください

ご自身でいくらケアしても、口臭が発生するという場合には、当クリニックへご相談ください。入れ歯以外に口臭の原因がある可能性があります。お口の中を詳しくチェックして、口臭の原因と確認します。

 

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