大阪市東成区・かんの歯科クリニックのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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今回は“中学生・高校生から矯正治療を始めるメリット”についてです。
中学生から矯正治療を始めるメリット
中学生の時期は、乳歯がすべて永久歯に生え変わる“永久歯列期”と呼ばれる時期となります。
歯並びの状態にもよりますが、永久歯列に対する矯正治療を開始するなら、この時期が適していると言えます。
歯がすべて永久歯に生え変わる時期であるものの、顎の骨はまだ成長過程にあるため、歯の移動がスムーズで、治療期間が短縮できる可能性があります。
高校生から矯正治療を始めるメリット
一方、高校生になると顎の成長はほぼ終わり、矯正治療の内容も成人矯正(大人の矯正)とほとんど同じとなります。
ですが、大人の方と比べるとまだ歯は動きやすく、それでいて中学生の時にはできなかった成人矯正の治療方法を用いることが可能となります。
そのため、歯並びの状態によっては、中学生からスタートするのではなく、治療の選択肢が広がる高校生の時期まで待つケースもあります。