こんにちは!
大阪市東成区・かんの歯科クリニックの院長、神野祐行(かんの ひろゆき)です。
このブログでは、主に歯に関する情報をお伝えしたり、皆様からよく寄せられる歯へのご質問にお答えしたりしていきます。
皆様の快適なデンタルライフの一助になれば、幸いです。今回は、「口腔内3Dスキャナー『iTero(アイテロ)』でできること」についてご説明します。
矯正治療「インビザライン」のアライナー(マウスピース)
マウスピースを使用した矯正治療の1つ「インビザライン(マウスピース型矯正装置)」では、透明なアライナー(マウスピース)を作製する必要があります。これまでアライナーを作製するための歯型は、印象材を使って採っていました。
しかし、印象材をお口に入れると嘔吐反射によってオエっとなってしまい、苦しい思いをする患者様もいらっしゃいます。さらに数分間は押し当てたままにしなければならず、時間がかかるものでした。
また、採取をした歯型は海外の製作工場へ送るため、実際にアライナーができ上がって治療を始めるまでに4~5週間ほどかかっていたのです。
インビザラインをスピーディ&精密に行える!
口腔内3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」の登場によって、インビザラインの快適さは格段に向上しました。
iTero(アイテロ)では光を照射してスキャニングするので、歯型を採るのに苦しい思いをすることはなく、時間も1~2分程度で済みます。また、採取したデータはインターネットにより送信されるため、空輸にかかる時間が大幅に短縮されることになりました。
さらに、iTero(アイテロ)を使用すれば、印象材で採るよりも精密な歯型が採れます。歯型を元にして患者様のアライナーが作られるので、より正確な矯正治療ができるようになりました。
スキャニングした歯型をその場で確認・シミュレーションも可能に
iTero(アイテロ)によってスキャニングした歯型は、その場で確認することができます。データの不足や可否もわかるため、「取り直しのためにもう一度クリニックに行かなければ……」なんていうこともありません。
また、データ送信後、約3~5日すれば、クリンチェックが完成します。クリンチェックでは治療後の歯並びや位置などを、シミュレーションソフトを使用して確認することができます。
歯列矯正に不安がある方も多くいらっしゃることと思います。
けれども今は痛みの少ない、目立たない矯正治療がありますので、お悩みであれば是非、大阪市東成区・かんの歯科クリニックへご相談ください!